パリ 〜ベル・エポック
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商品カテゴリー: | ミュージック,CD,DVD,クラシック,音楽
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収録曲: | タイスの瞑想曲(マスネ/ヨーヨー・マ編), ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調op.13(フォーレ/ヨーヨー・マ編), ハバネラop.83(サン=サーンス/ヨーヨー・マ編), ヴァイオリン・ソナタ イ長調(チェロ用編曲版)(フランク),
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セールスランク: | 5414 位
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参考価格: | 2,394円 (税込)
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空前絶後の名演と言いたいくらい、素晴らしいディスクである。 “ベルエポック”という言葉にだまされてはいけない。このディスクには確かに、甘いノスタルジーやサロン的な香水の匂いのようなものも、もちろんたっぷりと含まれている。しかし、音楽に耳を澄ませるうちに、やがて作品の深層にある痛々しい悲しみ、遥かな遠い夢へのあこがれが、強烈なリアリティとなって聴く者の胸に迫ってくる。それはもう、心をえぐるような深い体験としか言いようがない。BGMにはまったく適さないだろう。何も手に付かないくらい感動してしまうから。 彫りの深い歌のマスネ、華麗に舞うサン=サーンス、そして火のような情熱を秘めたフォーレ、どれもヨーヨーならではのけた外れの名演だが、メインのフランクのソナタは特にすごい。フランス音楽史上屈指の名作であるこの作品には、通常のヴァイオリン版をはじめ、フルート版やチェロ版にも数多い名盤がある。「抒情」「官能」といった言葉で語られがちなこの作品に、ヨーヨーはとてつもなく巨大な起伏と深い呼吸をもって、かつて誰も踏み込んだこともないような音楽の深部にまで到達している。キャサリン・ストットのピアノも、ヨーヨーの音楽と一体化しており、音色も変化に富んで美しい。第1楽章は、あわてず騒がず、悠揚(ゆうよう)とした構えからゆったりと、そして雄大に歌う。第2楽章では、きしみを立てて荒れ狂うチェロの音色に打ちのめされる。これほど激しい内面の嵐を聴く者の心にかきたてる演奏がありうるとは…。痛みを伴う魂の祈りの第3楽章を経て、第4楽章は熱い人間愛が聴く者の胸を高鳴らせる。 いま生まれたばかりの音楽のように、柔軟なフレージング、ひらめきに満ちた表情の変化のすべてが、融通無碍(ゆうずうむげ)な境地に達した現在のヨーヨーの途方もない充実ぶりを示している。いまさらながら繰り返すほかない。やはりヨーヨーは断然別格、正真正銘ホンモノの音楽家だ。(林田直樹)
フォーレのソナタが絶品
私は今までのヨーヨーマのCDは実はあまり好きではなかった。しかしある時、検索の最中にこのCDの視聴を踏んでしまった。なんと美しいフォーレ・ヴァイオリン・ソナタだろう!一目ぼれで即座に注文。キャスリンのピアノは生き生きとしており、ふたりの息もピッタリ。ヴァイオリンソナタではあるが、チェロで聴いたほうがむしろキンキンしないので心地よささえ感じる。それはヨーヨーマの腕前のおかげでもあるのだろうが・・・。他に収録されている曲、フランクのソナタも期待を裏切らない出来だ。
もう溶けてしまいそう
タイスの瞑想曲がヨーヨーのチェロで聴けるなんて こんな幸せがあっていいのかしらと思いながら聴きました。もううっとり。何も手につきません。コンポの前に釘ズケ状態でした。まったりでは失礼ですが 湧き上がる音の世界が広がれば広がるほど体の力がすっかり抜け落ちてしまいました。ヨーヨーって不思議ですね。音楽の垣根を超えて活動を続けているかと思えば ベル・エポックだなんて 心憎いCDを作ってしまう。これからも何か楽しいことを期待してしまいます。
!!!!!
有名な曲ばかりが並ぶのと、タイトルの「ベル・エポック」に騙されて、BGMのように聴きやすいものだと思ってしまうけれど、ヴァイオリンの曲をチェロで演奏して、ヴァイオリンよりも雄弁に感情を刺激するなんて…やっぱり凄い!
ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
ドヴォルザーク・イン・プラハ オブリガード・ブラジル プレイズ・モリコーネ シンプリー・バロック シンプリー・バロックII
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