小さくても役に立つ
通勤大学シリーズは、どれも良くまとめられていると思っているが、基礎的で抽象的な概念をコンパクトにまとめるシリーズだと思っていた。今回ケーススタディが出ていたので、多少驚きと期待を持って購入したが、良かった!経営手法や哲学は、実際に行動に移されてこそ意味がある。受験勉強のように知識として知っているだけでは意味がない。そういう点を克服するとまでは行かないが、良いウォーミングアップになるだろう。現在会社で重責を担っている人よりも、これから重責につきたいと願う人や、起業しようと考えている人にお薦め。
3手詰め
基本思想を語るビジネス書が多いなかで、最近小説風がはやっています。 そんな中であえて古典的なケーススタディーに仕立てたこの本は少し新鮮でした。但し、ケース自体の質がそれほど高くないかなというのが少し残念です。 将棋に例えると、3手詰めぐらいでしょうか。 この本のコンセプトが通勤途中に読むというものなのでこのような課題設定に したのだと思います。 個人的には5手詰めや、大局が問われる次の一手のような ケーススタディーがあれば面白いかなと思います。 気楽に楽しみたいという人にはお勧めです。
クイズ感覚で楽しめる本でした。
マーケティング、ストラテジー、ヒューマンリソース、財務、会計について、見開き1〜2ページに事例と5択の問題、次の1〜2ページに解答・解説という本です。各分野10問弱の問題からなります。事例があり「この会社は、どの戦略を取るべきか、1〜5から選択」という感じの問題です。SWOT分析、組織構造などが、問題となって出てきます。 事例が短いため、1つ1つは、すぐできますが、40問強をこなすのは、少しパワーが必要でした。クイズ感覚で楽しく解いていける本でした。この価格で、この内容なら、納得です。 ただ、財務・会計分野は、計算問題で、紙か電卓がないと、ちょっと、しんどかったです。ここだけは、通勤中にできるか、疑問です。
総合法令出版
通勤大学MBA〈7〉ストラテジー (通勤大学文庫) 通勤大学MBA〈10〉ゲーム理論 (通勤大学文庫) 通勤大学MBA〈6〉ヒューマンリソース (通勤大学文庫) 通勤大学MBA〈9〉経済学 (通勤大学文庫) 通勤大学MBA〈3〉クリティカルシンキング (通勤大学文庫)
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